成果を考えたアポの取り方

社会人になって営業の仕事に携わる方も多いでしょう。
当然、お客様や取引先と直接コミットメントするケースがメインになるはずです。その際に重要になることは、アポイントメント(以下、アポ)を取るタイミングであり、優先順位の決め方です。これをしっかりできないと、労力ばかりを費やして成果が全く出ないことにもなりかねません。

では、コストパフォーマンスの良いアポの取り方をするにはどうすればいいのでしょうか。
結論から言えば、常に成果を意識してアポを取るタイミングと優先順位を決めるということです。言い換えれば、成果から逆算して最もコストパフォーマンスの高い段取りを考えることです。

例えば、セールスのターゲットにした会社へ訪問する際にも、一週間の中でどの日に訪問すれば担当者や役員の在席率が高いのかよく考えるべきです。
そうすると、一週間のうちで月曜日はどの会社も全社員で顔合わせするパターンが多いので、当然、担当者や役員が職場にいる可能性も高くなることが予測できます。ここからアポを取るタイミングや優先順位も、必然的に導き出されることになります。先方には月曜日の訪問と面会、そして可能であれば社員の集まる朝礼後の午前中に、といった具合でアポを取り付けるという結論に至るわけです。

また複数の取引先のアポを取る際にも、取引先との売り上げが期待できる順に流していくことが成果につながりやすいので、アポの優先の順位も自ずから決まっていきます。
このように常に成果やコストパフォーマンスを考えることが、アポ取りでも大切なのです。